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妄想の後輩といちゃいちゃするだけ4。〜先輩の五臓六腑満開御礼〜



脳味噌がはみ出した。



なるほど、春はあけぼのだなぁ。




30いちゃ目


「あ、その雲のピンバッヂかわいいね。」
「いいでしょ?水色の服は青空のイメージです。」
「そうか、じゃあ空の上にさんさんと輝く君の笑顔は太陽なんだね。」
「…………先輩、そこで私はなんと返せば正解なんでしょうか。」



31いちゃ目


「先輩、ひな祭りですね。あられ買って来ましたよ。」
「わぁい、ありがとう!」
「じゃあ早速始めましょうか。えいっ!鬼は外!鬼は外ッ!!」
「えっ!?ちょ、痛!待、」
「このっ!変態っ!めっ!ははははっ!!」



32いちゃ目


「妹が居るんですけど、お兄ちゃんが欲しかったです。」
「じゃあ僕がお兄ちゃんになってあげようか?」
「わぁ!ホントですか!じゃあお兄ちゃん、とりあえず、恋人と勘違いされたら死にたくなるからあっちのすみっこ歩いてね!」



33いちゃ目


「ねぇ、ホワイトデーだしポッキーゲームしてあげるよ。さぁ、」
「それは要りませんから、箱ごと下さい。」
「なら僕ごと食べるといいよ。」
「……でも、牽牛子チョコにお返しをくれようとする先輩は好きですよ。」



33.5いちゃ目


「ごめんって、怒んないでよ…じゃあどんなチョコならポッキーゲームしてくれるの?」
「そんなことも自分で考えられないほどバカなんですか?まず、先輩がイケメンに生まれ直してきて、チョコポロジーかノカくらい用意するのが常識ですよ。」



34いちゃ目


「そういえば君は僕の妹って設定だったよね?」
「先輩と血が繋がってるなんて考えただけでゾッとします。」
「え!?血の繋がらない妹!?ありがとう!ありがとう!!!」
「やめろ、寄るな変態!!!!」



35いちゃ目


「今のアパート、陽当たり悪くて湿っぽいんだよね。」
「へぇ、洗濯とか大変ですね。」
「それでもっとあったかい場所に引っ越そうと思うんだけど、君の心に住んでもいいかな?」
「じゃあ家賃は先輩の人権でいいですよ。」



35.5いちゃ目


「…それに、もう先輩は私の心に住んでるくせに…」
「先輩、それ、私の声真似のつもりですか。」
「…ちょ、待、何それ広辞苑の角g



36いちゃ目


「君のハートをバスジャックしたい。」
「先輩が乗るのは囚人護送車ですよ。」



37いちゃ目


「ねぇ、花見しようよ。」
「まだちょっと早くないですか?」
「それなら大丈夫、君の夜桜乱れ咲きがメインだからね。」
「じゃあまず先輩の五臓六腑満開御礼といきましょうか。」



38いちゃ目


「春になると開放的になるし、君にも悪い虫が寄ってくるかもだから、ちゃんと退治しなきゃね。」
「なんです?遠回しな自殺予告ですか?」



39いちゃ目


「あ、あの…先輩…、す、好きです!」
「え、え!?ぼ、ぼぼぼ僕も好きだよ!!!!」
「やめろ、寄るな。察しろ変態。」
#エイプリルフール




僕たち結婚します。
#エイプリルフール





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あきゅろす。
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