[携帯モード] [URL送信]

駄文
my litlle master (スマ×仔ユリ、パロ)


 今日もいつものように、朝日と共に目を覚ます。
 そうしてまず、自分の身嗜みを整えて、完璧に仕上げれば直ぐ様自室を後にした。

 自分の朝食を軽く終えたあとは、いつものように食器室でシルバー磨き。
 光に晒し、納得のいくまで磨いたあとは調理場へと向かう。
そこではシェフ達が朝食の準備 を始めていて、ぼくは挨拶もそこそこに今朝のメニュー内容を確認。

 そして、そのメニューに必要なシルバーと食器を一緒に用意して、ここでのぼくの仕事は終了。




「それじゃあ、ヨロシクね」

「了解っス」




 料理長である彼に手を振って、次は屋敷内の明かりを点けて回りながら窓を開けて朝の空気を屋敷の中へ。

 序でに浴場やら廊下やらトイレやら、きちんと掃除をされているか確認。
 ぼくが見回りをする際にはもうメイド達の手により屋敷内は何処も隅々まで綺麗に清掃されてて、今日も完璧だねと、メイド達と他愛ない会話。




「今日も1日ヨロシクお願いします」




 集まっていたメイド達と軽く挨拶を交わし、もうそろそろかな…と懐中時計に目を遣り、もう一度調理場へ向かう。

 そこでモーニングティーの準備をし終え、「今日の予定は」なんて手帳を見つつ、ティーセットを載せたワゴンを押して廊下を歩いていれば。




「おはよう、スマイル」

「オハヨー、オーギュスト」




 廊下の向こうに、ぼくよりもかちっとしたスーツに身を包むオーギュストがいた。
 彼も、ぼくと同じように今し方屋敷内の見回りを終えていたようで、ティーセットを携えていた。

 そんな彼と並んで向かうは、各々の本来の持ち場へ。




「今日から2日間、アルセスト様とお出掛けだっけ?」

「あぁ。オレがいない間のファローを頼んだぞ」

「リョーカイ〜」

「そういえばお前は…」

「今日は、ユーリと一緒に街へ遊びに行くお約束デス」




 ヒヒヒ、と笑えば、オーギュストに「様を付けろ」と怒られてしまった。
 それに軽く頭を下げて、もーしわけございませんでした、なんて口先だけ。

 彼は、どう見ても懲りていないぼくの笑みを見て今日も溜息を零していた。




「それじゃ、今日もお互いガンバリましょー」

「あぁ。またな」




 とある部屋の前でぼくは立ち止まり、更に奥へと進むオーギュストに手を振る。


 そうして小さく深呼吸をし、気持ちを切り替えて。




コンコンコン



「ユーリ様、おはようございます」




 控えめなノックのあと、ぼくは自分の主である彼の名前を呼んだ。


 ……そう。

 ぼくは、この部屋で眠っている、ぼくの小さなご主人様に仕えているバトラー。

 因みにオーギュストは、その兄であるアルセストに仕えている(同じ執事でもぼくより偉いんだけどね)。




「失礼します」




 音を立てずに部屋へ入れば、そこには相変わらずの光景。

 ベッドから落ちなくなったことはいいのだが、朝、なかなか起きられないことは全く変わらない。


 ベッドの中ではぼくの主人……ユーリがまだ仇気ない顔をして眠っていた。




「ユーリ様、お目覚め下さい。今日は街へお出掛けになるのでしょう?」




 子供の華奢な肩を、数回揺する。

 身動ぎながら小さく声を漏らすも、なかなか起きてはくれない彼に「それに…」と付け足し、もう一度肩を揺する。




「アルセスト様のお見送りをするのでしょう?」




 それでもやはり彼に起きる気配は見られない。

 小さく溜息を漏らし、暫く気持ち良さそうに眠り続けるそんなユーリの可愛い寝顔を見下ろしていたのだが、
 そこで1つ、イイコトを思い付いた。


 悪ふざけはするなとユーリはよく怒るけれど…、

 だって、なかなか起きてくれないのが悪いんだよ。




「ユーリ様………………………………



 ユーリ」




 吐息混じりに彼の耳元で囁けば、彼はルビー色の瞳をぱっと見開いた。

 普段から大きな目が余計に大きくなっていて、それがぼくを見詰めている。




「………スマイル…」

「ユーリ様、おはようございます」




 ニコリと笑うと、ユーリはその可愛らしい眉を顰めてぼくを睨む。
 ぼくはそれを気にせずモーニングティーの準備。




「その起こしかたはやめろと言ったはずだ」




 まだ年端もいかぬ彼は少し舌足らずな喋りなのに、その口調は達者。
 なかなかに小生意気な子供だが、ぼくにとってはそこが可愛くて仕方ない。




「申し訳ございません」

「あと、そのけいご。気にくわん」




 爽やかなハーブティーを飲み終えた彼の着替えを手伝っていたのだが、彼は始終機嫌を損ねていた。
 ぼくが靴紐を縛っている間でさえずっと外方を向いたまま。

 そんな彼に笑みを零し、甘い香りのする彼の耳元で。
そっと。




「寝起きの悪い君が悪いんだヨ…?」




 それを聞いたユーリは余計に頬を膨らます。
 口調はませているというのに、行動はやっぱり子供。

 ぼくは笑みを浮かべつつ、彼の柔らかい銀糸を優しく梳いてあげていたが、それでも機嫌を直してはくれない。


 これは少し放っておいた方がいいかな?
 機嫌が悪い時にあまり構いすぎると、余計に臍を曲げてしまうからね。


 暫く様子を見るか。と、内心だけで苦笑し、使い終えたティーセットを片付けていると、
 不意にジャケットの裾を引かれた。

 それにつられ振り返れば、ユーリが頬を膨らましながらもぼくの顔を見上げていて。




「なぁに?」

「……しゃがめ」




 彼の命に従い、彼の目線と合わせるようにその場にしゃがむ。
 そうして彼を見詰めていると…。


 ふわり、と。


 君は甘い薔薇の香りと共にぼくの首に腕を回し、
 その舌足らずな可愛い声で。




「……だいきらい」




 だなんて。




(……まったく、この子は…)




 台詞とは裏腹に、強く抱き着いて離れない小さな体。


 なんて我が儘なんだろう。


 ぼくはそんな彼を壊さないように、離さないように、強く…だけど優しく抱き締めて。




「ぼくも、子供は嫌いだよ……だから、早く大人におなり?」




 そうじゃなきゃ、

 






+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+





執事×子供主人www
はぁはぁwwww(^q^)萌えるwwww
ごめんなさい、ミズチだけですね。美味しいのwww

歳の差カップル大好きです。法的に危ない程の差がある2人がほのぼのしてんの大好きなんですよー。
なんか、和む←←

でも、スマの場合は毎日ギリギリです。表に出さないけど。
「流石に身長差がありすぎてユーリが大変だよな〜」とか思ってたらいい。それしか考えてないよ絶対。
だから、「早く大人になりたい(スマを見下してやりたい)」って言うユーリに、「早く大人におなり(手を出したら流石に良心が痛むから)」って言うんだろうね。
はぁはぁwwwうちのスマ、ほんと変態だなwww今更だけどwww←


てゆか、執事…………ちゃんと仕事内容解ってないから知ったかで書きました(´艸`)
なので、間違ったこと書いてるかもしれませんが、スルーの方向でwww
1つの所に執事は何人もいないかもしれないしwwworzorz

黒スマをスチュワードにしようと思ったんだけど、これは絶対ユリパパいるし、だったらそれに仕える人がスチュワードだろうな、と。

詳しいこと解らんwww←なら書くなwww



てゆか、長文ですみませそwwworzorz




10,06,09




[*前へ][次へ#]

41/49ページ


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!