御題
下らないことばかり気にするよね。(水+金)
気に喰わないことがいくつか。
まず1つは、コレ。
「ぁ、おチビさん。おそよう」
そして、もう1つが、コレ。
「相変わらずキミってコドモだよねぇ。全然成長しナイんだカラ…」
ホント…気に喰わねぇったりゃありゃしねー。
180超えてるザインとかコウに言われるのならまだしも、
「たった4センチしか違わないお前になんで『おチビさん』とか『コドモ』って言われなきゃなンねーんだよ!」
「……またそのハナシ…?」
ソファーの上で膝を抱えながら座っていたスティルを指差し怒鳴るが、彼はさも興味なんかなさそうにオレを見上げた。
しかも、指差さないでよ、なんて呆れ顔までする始末。
「…その顔殴りてぇ」
「すぐ暴力でモノゴトを解決しようとスルのはイケナイコトだよ?めっ」
「めっ、じゃねぇよ、めっ、じゃ」
余計に腹が立ってきた。
なんなんだよちくしょう。
喧嘩売ってんだろ、コイツ。
スティルが抱えていたポテチの袋から2、3枚奪って、それを口に放りながらソファーへどかりと座る。
彼はと言うと、そんなオレを不思議そうな顔で見詰めるばかり。
なんだよその顔。
ホントむかつく。
気に喰わない。
こうなったらそのポテチ、袋ごと奪ったろか。と、正面にいるスティルへ手を伸ばした時、
「キミ、ってさ…」
ホントに…、と、呟く彼は、伸ばしたオレの手をそっと掴む。
そして、そのまま何故か指を絡めたりして…。
だから、その紅い隻眼と目が合って、少し、本当にほんの少し、心臓が跳ねた気がした………のに。
「下らないコトばかり気にするよね」
あぁ、もう……ホント、
気に喰わねぇ…!!
(いっぺん、ガチで殴らせろやゴラァ)
(ザインに言い付けルよ)
(……っ…、お前なんか大嫌いだあああ)
((…ザイン最強))
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水金って楽しいです。
水はわざと『おチビさん』とか言ったり、真顔でわざとドキドキするようなことしたりして、金を可愛がってる。つもり、です(^q^)
11,09,08
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