白シャツ パンサーが白いTシャツを着ている。前着ていたものはさすがに限界だと思い(それ以前からかなりくたびれていたが…)新たに購入したらしい。 もっとも、着るものが変わったところでやることは同じ。いつも通り、暇さえありゃ走ってる。 白いシャツと黒い肌の組み合わせが、なんだか綺麗だった。 「綺麗だね」 ワットから唐突に言われてドキリとする。心の中を言われたかと思ったじゃねーか。 「あ?なんのことだ?」 「走ってるパンサーが。…本当は自分もそう思ってるくせに〜」 図星。だけどンなこと恥ずかしくて言えるか。 「別に俺はそんな風には…」 「何赤くなってるのさ。思ったことは素直に言えばいいのに」 ニヤリと笑いながら言う。 「白いシャツと黒い肌のコントラスト。引き締まった筋肉。長い手足。イイじゃないの」 お前が言うとなんかエロくさいな、と突っ込もうとしたが逆に薮蛇になりそうなので止め といた。 「だから、きっと似合うと思うんだけどな」 ふとワットの眼が遠くを見た。後に続く言葉は、俺にも想像できた。 「うちのユニフォーム」 「……早く見てェもんだな」 「そうだね」 白と黒のコントラストは、やっぱり綺麗だった。 END ********** とりあえず一作目。エイリアンズのユニフォームはパンサーのためにあると思ってます(馬鹿) シャトルズになって変わってたらどうしよう。 |