強烈な快感と恥辱に身悶えする|BL小説|裏夢小説|官能小説|エロ小説
男の竿や睾丸の隅々まで舐め回す


そんなアユムの真正面に、男が仁王立ちで位置する。


布団の上で、呆然とアユムは男を見上げた。


するといきなり、アユムの前で男は着ていた浴衣の裾を捲り上げてくる。


そして自らが穿く下着も、何ら躊躇いなく脱ぎ下ろす。


「あっ……」


露となった男の一物に、アユムはハッと息を呑む。


目の前に反り返る、男の逞しい欲望の塊。猛々しさにアユムはいつしか釘付けとなってしまう。


同性の性器など、ついさっきまでならアユムは見る気も起きなかっただろう。


だが今は、己へと標的を定めた凶暴なるその精力をひしひしと感じさせられながら、アユムの心は激しく躍り下半身はいよいよ熱く疼いてきてしまう。


(俺は、何を考えて……こんな男に……)


今までの人生で作り上げられた価値観が、アユムの中で完全に崩壊していく。


「何だ、そんなに俺のは見惚れるものか?」


男の言葉で我に返り、アユムは慌てて目の前の一物から顔を背けた。


しかしそんなアユムの髪の毛を、男の手が乱暴に掴んでくる。


「っ……!」


逞しい男の幹が鼻先に触れそうな間近にまで、アユムはそのまま顔面を引き寄せられた。


「自分ばっか気持ちよくなってちゃ不公平だろ?今度はてめぇが俺に奉仕する番だ」


「そんなっ……」


容赦なく発せられた一言に、アユムは男の意図を察し愕然とさせられる。


だがそんなアユムに対し、男は不敵な笑みを浮かべてきた。


「出来ねぇとは言わせないぜ?俺ともっと楽しみたいんだろが」


「でも……」


「咥えろ」


「………」


有無を言わさず、男は要求してくる。


アユムはこの時、初めて自分からの行動を迫られた。


だが眼前で反り返った男のペニスに、アユムは何も出来ないまま固まってしまう。


「いつまでもダラダラ時間かけてっと、困るのはそっちだろ?」


躊躇うアユムへと、すかさず男は言ってきた。


もはや逆らう事など出来ないのだと、アユムはこのおぞましい要求を突き付けられながら痛感させられる。


理性も誇りも、今や何ら自分にとって意味をなさなかった。


淫靡に火照る身体はその間もなお快楽を求め続けている。


男へひたすらすがり続ける以外、際限なく募る倒錯の欲求から解放される術はなかった。


「このままじゃ、さすがに俺も白けっちまうぜ?」


まるで最後通告とばかりの言葉に、アユムは呆気なく屈してしまう。


口を開け、目の前のペニスをアユムは受け入れた。


ムンッとする雄の臭いと共に、熱く硬い感触が口の中一杯に広がっていく。


「もっとだ、言われなくても分かるだろが」


「んっ……んぅっ……」


喉元深く、アユムは男のペニスを大胆に咥え込んだ。


男の塊が舌の上で何度も跳ねる。


「こういうのは連れの彼女にさせてるのか?された事なくったて、AVで見たりはしてるだろ。テクニックってもんを考えながらやれ」


恋人を引き合いに出され、さっきまでの自分ならば激しい怒りを覚えたであろう。


だが今や、その存在ですら正気を失ったアユムの心には何の影響も及ぼさなかった。


むしろアユムは口の中でその猛々しい欲望の息吹を感じさせられながら、いよいよ醜悪なる衝動を昂ぶらせていく。


アユムはひたすら、男のペニスをしゃぶり続けた。


「まだだ、そんなんじゃとても満足出来ねぇな」


しばらくしてアユムは口から離すも、男は辛辣に言い放つ。


惨めさに涙ぐみながらも、アユムは行為を再開するしかなかった。


どうすれば男は満足してくれるのか、アユムはもうそれ以外考えられなくなってしまう。


「はぁ……ぁ……」


舌を何度も繰り出し、男の竿や睾丸の隅々まで舐め回す。


考えられる限りの方法を振り絞り、アユムは男へと試みていた。

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あきゅろす。
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