日番谷冬獅郎 X'mas 過去MM配信 『ゆーきやこんこんあられやこんこん!降っても降ってもまだ降りやまぬっ』 「言っとくけど雪なんか降ってねぇぞ?」 書類整理をしながら歌ってると、シロちゃん隊長からの注意という名の突っ込み。 ていうかシロちゃん隊長いたんだね…。 「お前、それは俺にちびと言いてぇのか…?それとその呼び方はやめろって何回も『あ!シロちゃん隊長!!照る照る坊主!!』 「聞いてねぇな…、人の話…。…つーかそんな晴れてほしいのか?」 書類から姫に目を移す。 姫はというと、冬獅郎の目線には気付かずせっせと何かを作っていた。 『知らないんですか!?照る照る坊主を逆さに吊すと雪が降るんです「それは雨だ。」 雨…? え、雨って雨?? まままま、まさかそんな…! 『…嘘ですよ!だって修ちゃん副隊長がそうすればいいって!!…はっ、もしや私…、嘘をつかれたんですか!?』 「んなの知らねぇよ。」 あー!!! 今日、雪見ようと思ったのに! これじゃ台無し! 『あ、そういえば私…、』 「ん?」 『シロちゃん隊長にプレゼント貰ってないです!』 「お前な……、ちょっと来い。」 腕を引っ張られ、寒い中2人で外に出た。 『うぅ〜…寒い…っ。』 「姫、俺からのクリスマスプレゼント……。」 シロちゃん隊長が斬魄刀を抜くと、白いものがちらほら降ってくる。 『あ!雪だっ。』 「姫、メーリークリスマス。」 ぎゅ、と後ろから抱きしめられ、片方の肩にシロちゃん隊長が顔を乗せる。 『積もったら、雪ダルマ作りましょうね!』 明日天気になあーれ (雪溶けるぞ?) (じゃあじゃあ、明日雪になあーれ、ですかね?) (…知るか。) fin. [back*][#next] |