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過大評価




「…オイ」

「……。」

「シカトかコラ」

「……。」

廊下の一角に座る名前に向かって呼びかけるものの、名前の一向に返事をする様子がないことにタバコをくわえた土方は少しの苛立ちを覚えていた

「テメェいい加減にしねェとたたっ斬るぞ!!」

「―――私は」

「あァ?」

土方の苛々が頂点に達したとき、漸く名前は話し出した

「私は怒ってるんです。土方さんは私の事を過大評価し過ぎたんですよ。だから今日もあんな…」

そう言って名前は俯いた

今日、攘夷志士との乱闘で名前は敵に後ろをとられた

“もう、だめか”そう思ったときに土方が前に飛び出し、名前の代わりに斬られたのだった

幸い間合いが足りなかったため、刀は腕を少し掠っただけで、土方すぐさま相手を斬り返した

「…なんだ、そんなことを気にしてやがったのか」

「そんなこと?!私にとっては重大ですよ!!一番隊に所属しながら全くの足手まといになるなんて…」

名前は剣の腕も相手を目の前にした時の冷静さも申し分がなかった

それ故に土方は名前を一番隊に推薦したのだ

土方はそっと名前の横に腰掛け、名前の頭を自分の方へと抱き寄せた

「――!!!」

当然の土方の行為に驚き、名前は目を見開いた

土方は気にせずに口を開いた

「お前は十分素質があんよ、部下を守るのは上司の役目それに…愛する女を守るのは男の役目、だろ?」

だからそんな自己嫌悪なんかするな、そういって名前の頭をやさしくなでる

すると名前は目から大粒の涙を流し始めた

「ひっ…土方さ、んの…ばかぁ…普通…こんな、時…に告白、しますか…」

「しちまったもんはしかたねぇよ」

「―私も…大好き、です…」

静かな月夜の晩に一人の少女の泣き声とタバコの煙がたゆたっていた



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初夢です!!
いや…何が書きたかったのだろうか?(知るか
題名が先に出てきて…(汗
ノリで書いたんです!!
許して下さい。(無理

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あきゅろす。
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