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B

「ったくよぉ…




いくら銀さんでも朝っぱらから飛び付かれてもキャッチできねぇよ」





ちょっとキレぎみに言う銀時






『ごっ…ごめんね』



怒るとは思わなかった玉緒は落ち込む




…なんか最近銀ちゃんが冷たいよ

これが悩み事





最近銀時が冷たいのだ


…私なんかしたかなぁ

「玉緒ーっ!



おはようネ」




神楽ちゃんがにっこり笑って飛び付いてきた

よろけたけど壁が近くにあったので倒れずにすんだ



『っと…おはよう神楽ちゃん』


「玉緒っ私お腹減ったネ!」




本当に神楽ちゃんは可愛いなぁ






『もう朝御飯出来てるよ』

「まぢアルか」


そういって走って行った神楽ちゃん


そのあとに




「くそ天パぁ


最後に私が食べようとしてたウィンナーだったネ」

「俺はお前が食べようと思う前から食べようと思ってたんだよ」




銀時と神楽の食べ物争奪戦がはじまった


急いで台所に行ってみると案の定、銀時と神楽が喧嘩をしていた







『……』




喧嘩なのに何処か表情がいい銀ちゃん


私と一緒のときはあんな表情見せてくれない
――――ズキッ



胸が痛い







私…あんな表情の銀ちゃん、知らないよ





私は銀ちゃんをじっと見つめる


目が合った銀ちゃんは一瞬表情をなくした





『…何してるの神楽ちゃん』

「玉緒っ聞いてヨ!銀ちゃんったら…」




銀ちゃんは私と目が合ってから全く笑わない




 

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あきゅろす。
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