第3話 愛手紙〜ラブレター
『あ』
「…何でィこれは」
朝、いつものように起きていつものように総悟と登校してきた私
いつもと違うのは
『手紙…ラブレター?』
「くだらねェや」
総悟の下駄箱に手紙…
ラブレターが入っていたのだ
「ういしょ」
荷物を置き、手紙を破ろうとする総悟
…破ろうと?
『ちょちょちょ!』
「なんでィ、うんこでもしたいんですかィ」
『うんこは朝…じゃなくて!それ』
「それ?」
『破っちゃうの?』
「わりィか」
『せっかく貰ったんだし…
読むぐらいはしてあげたら?』
「……」
私を少しにらんでからムスッとして先に教室に向かう総悟
『え、ちょ待ってよ!』
「…」
『……なに、アレ』
怒った?
なんで?
『…意味わかんない』
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