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ボスの言葉を聞いて、俺は思わずしかめっ面。
よく見りゃ他の奴らもそんな顔をしてた。
少ししてからレヴィが口を開く。
「――ボス、ここはその男爵家の?」
「あぁ、そいつんちの地下牢だ」
「なら好都合じゃねぇかぁ」
スクアーロがそう言うと、全員そっちを見た。
その続きを聞いたボスはニヤリと笑う。
「お前にしちゃあ上出来だ――それで行くぞ」
「Si.」
立ち上がってからボスが口にした言葉に、俺らは跪いて了解した。
何故か、記憶がないはずのカエルも、な。
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