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らくあちゃんから(文)

遠くで太鼓の鳴り響く音が聞こえる。今日は近所で夏祭が行われる日なのだ。


「そんなん前から知ってんだってば、」


よ、と携帯電話をやや汗ばんだ手から投げ出した。ベッドの上で目を閉じる。
そうなんだ、祭なんてこないだサクラちゃんがサスケのこと誘おうとしてたから知ってたし。ついで、断られてたし。
だから俺だってきっとフラレるに決まってんだ。だから携帯の液晶に映るメール作成画面もとっとと電源ボタンひとつで消しちまえばいい。一時間かけてたった一行だけ書いた文字の羅列もそれだけでサヨナラだ。でも愛着が湧いちまってなかなか手放せそうにない。だって宛先にある名前を消すのさえ、もったいなくて。

「うーん…やっぱりもうい」

「なんだおまえまだいたの」

「あ!あーー!!!!」



もう遅かった。
いきなり顔を出してきたカカシ先生を一瞥する。くそう送っちまったじゃねえか!かよわい少年のハートを馬鹿にすんじゃねえぞこのばかばかばか!

と、まあびっくりしてる先生は置いといてちょっと期待してる自分がいるのはなんでだろう。送信停止ボタンだってあるんだから、それなのにたった六文字「祭行かねえの」があいつの元へ向かうのを見届けてしまうなんて。

「ああもう!俺おかしいんだってばよー!」




数分後に届くメールにもっとおかしいことになるのはまたべつの話である。





Fin.









‐‐‐‐‐

(ノ∀`)vV
可愛い過ぎる。可愛い過ぎてどうしょぅぅぅ(●ノ∀ノ)
口ではなんてことないって言ってるくせに、実は手に汗かいてて心臓バクバクだぜ的なナルトがめさめさ可愛いんだけどッvVvV
あとなんか一行メールってとこもなんかイイ。その一行にどれだけの思い詰めてるんだー!!って感じだょ(ノ∀`)

ついでに、サスケも同じことしててあーとかうーとか思ってたら、ナルトから一行メールきてグハッ!的な展開マジ希望。そんでニヤニヤしながら返信してるんだ。やべぇ!広がる妄想!!うわぁちょっとちょっと!

私の下らない妄想をサスナルナルサス変換してくれてホントにありがと〜゚+。大好きだ←

感謝感謝の頂きものでした(´∀`人)

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ラレンタンド(スケット、落乱他)


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あきゅろす。
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