それは大切な君の
ねぇ、聞こえないの?
魂の叫びが。
「サスケェエエー!!!」
狂おしいほどの愛が。
聞こえてる。
聞こえてるよ。
「ナルトォオォー!!!」
息遣いや鼓動、全部全部。
届いているから。
世界の中心で叫ぶのは。
愛なんかじゃなくて。
どうせ呼んだって、気づいてくれない。
所詮、見分けるのに便利だからってつけられただけ。
なのに、こんなにも温かい。こんな気持ちになるのはどうしてだろう。
こんな風に、呼びたくなかった。
もっと、心の底から叫びたかった。
それは、大切なキミの。
name
fin.
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