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空を見上げて
標的13 その4

「家光…!」

「て…てめー、何しに」


ここからは本当に原作と全く同じ会話だった。

途中、バジルがツナに勅命を渡したタイミングで山本に降ろしてもらい自分の足で立つ。

あーあれ…足が痺れた後みたいな感覚が少しするものも一人で立てるので見ていると、タヌk…チェルベッロが来た。

初め、普通に話していたと思っていたら此方を見たとき一瞬動きが止まった気がした。

気がしただけだから違うかもしれない。

まぁ、いっか。

原作やアニメでは気づいてなかっただけかもしれないし。

大方アルコバレーノのリボーンが居ることに驚いているのだろう。

あれ、知ってそうだけど…?

考えれば考えるほど意味が分からなくなってくるので、いったん思考を停止させる。


「では明晩の並中でお待ちしています。」

「さようなら」

「ちょ、まって!そんなっ…」


そうこうしている内にチェルベッロが帰ってしまい、またもや殺気をあてられヴァリアーの方へ向く。


「んじゃ、またな。来訪者ちゃんよ。ウシシ…」

「次は逃がさないからね。まぁ、時間はたっぷりあるから急がないけど」

「らい、ほうしゃ……?」


多分以上にベルとマーモンの言葉は私に言われた事だ。

けど…来訪者。

言っていた情報はそう言うことかと思いながら去っていくヴァリアーを見ながら、一人拳を握りしめた。


〜標的13 END〜



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