ボンゴレ的(?)日常
#01/4
リボーンの乳揉みからランボが解放されて、少なくとも屋敷崩壊の危機を脱っした事にホッとしながらも、ラブラブオーラの二人に皆、目眩を覚えていたんだけど。
…何を思ったのか、クロームってばランボの方に駆け寄って行った。
え?何で?
「…ヒバリ…ランボとお話してもいい?」
「………良いよ」
控えめに、雲雀さんへ許可を願うクローム。
これって雲雀さんへは意外にも結構有効な手段。
群れないで、礼儀を守ってのお伺い…うちの他の守護者には割と持ち合わせていないスキルだよね。
案の定、雲雀さんもあっさり許可を出したし。
「…俺と話すのに何で、ヒバリさんの許可を取るんですかぁ。
えっと、クロームさん何でしょうか?」
苦笑しながらも雲雀さんの抱擁から離れ、クロームと向かい合うランボ。
タイプの違う美女二人。
目の保養になるなぁ。
…なんてノンビリ、ホンワカした空気に幸福を覚えてたんだけど。
「リボーンが、Hだって言っていたけど…」
と言いながら、ランボの胸へ両手を延ばすクローム。
ちょ!?
クローム!
何やっちゃってんの!?
それからの描写は、詳しくして良いのか迷うんだけど。
リボーンが鷲掴みにしたのとは違って、クロームはランボの胸を手の平一杯に下から持ち上げるようにして触って、更にアンダーバストのあたりをその細い指先で辿って。
仕舞いにはウエストの辺りを両手でホールドしちゃったり。
ナニコレ。
ねえ、ナニコレ。
女性同士で(見た目はね)セクハラ感が無いだけに、止めに入るタイミングを失っちゃったんですど。
セクハラ感は無くても、何と無くエロい光景…。
男性守護者達ってば赤くなったり、青くなったり。
触られ捲くってる当のランボも、ちょっと赤くなって困り顔。
「…あの…クローム…さん…?」
「下着…アンダーのサイズが合っていない…ブラジャーのアンダー浮いているでしょ?正しくは70でIカップあるわ…。
それと、ウエストは58よ…ランボ、きちんとサイズ測って買った?」
「あ、いや……下着売場は…その…。
………見えたのを、適当に買ってきました…」
真っ赤になって答えるランボ。
うんうん。
男には女性下着売場は確かに敷居が高いよね。
ランボもその時の事を思い出したのか、ちょびっと涙目。
「ほら、やっぱり。僕も言ったじゃない?きちんとしたの買いなって」
……サラリと、とんでもない発言しないでください…雲雀さん。
ランボの下着の事まで口出しする雲雀さんなんて、想像するだけで目眩を覚えます!
「だって!恥ずかしいんです!」
「…だったら、私が一緒に行ってあげる…ランボ、嫌?」
「嫌…って言うか……赦して下さい」
「駄目」
…ダメなんだぁ。
クロームがはっきりとダメ出しするのって珍しいんだけど。
彼女的にブラのサイズが違うのは赦し難いことらしい。
「仔牛。諦めて、さっさと買いに行くよ」
…だから。
雲雀さんも話題に乗らないで下さい。
他の守護者'sやリボーン(ですら)も、ボケもツッコミも出来ないじゃないですか。
これは、俺から指示するしか無いの?
……すんごくイヤなんですけど。
「……ランボ、クロームと雲雀さん連れて行っておいで」
「あ、あの、でも、仕事が!」
どうしても嫌な様でゴネるランボ。
往生際が悪いって。
「…これが仕事!折角だから、可愛い服も買っておいで。
クローム、これ、持って行って」
所謂、ブラックカード。
上限無制限の魔法のカード。
ボンゴレのボスになって半ば強引に持たされたけど、使わなさ過ぎるって文句言われてたんだよね。
ホントは俺しか使えないらしいけど、このカードの名前とボンゴレリングがあれば、少なくともイタリア国内なら問題無し。
「あ、クロームも好きなのあったら一緒に買っていいし。ランボとお揃いとかさ?任務報酬だと思って遠慮しなくて良いからね?」
ついでとばかりに、そう付け加えてみたり。
折角だから、うんと着飾ったランボやクロームを見たいよね。
……つうか、そんな癒しでも無いとやってらんないって。
ランボとクロームと雲雀さんの不在分の穴埋めの仕事…誰に押し付けようかとゲンナリしながら、そう考えていた。
NEXT(多分)
あんまりカプ要素が無くて残念至極。
クロームとランボは女子校のノリでイチャイチャすれば良いなぁ…と思ったり。
……ところで、ヒバラン♀で裏って需要有るんでしょうか?
書くとしても、裏って書いたこと無いからどんなになるか分かりませんがf^_^;
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