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ボンゴレ的(?)日常
#01/3

ヒバ♀ラン続きです。
CLAPの続きになります。
OKな人はドラッグプリーズ。




















ちょっと落ち着いてから、第一級を使ったのはやり過ぎたかなぁ…と思ってはいたけど。
…一番最初に来たリボーンに張り倒された。

「テメェの生き死にで使うレベルだ。それは」

…だって。
「いやいや。俺、心臓止まるかと思ったよ?」

…そう言ったら、うっすらと微笑み、眉間に銃口を充てられた。

「なら、一度死んどくか?」

イヤ。
その銃に装填されてるの死ぬ気弾じゃないじゃん。
一度で無く永遠に死んじゃうじゃん。

…てなことをやっていたら、隼人や武、クロームに了平さんが来て。
涙目の隼人や、青ざめたクロームを見たら………ゴメンなさい。

「………そろそろ帰っても良い?」

ため息混じりにそう言い放つ雲雀さん。
…この騒ぎの中、大人しく待ってたんだよね。
結構、奇跡的。

ランボは…っていうと、そんな雲雀さんのジャケットの裾を掴みっぱなしでビクビクしている。

……第一級を使ったのは俺だけど、元ネタは自分だって思えば、守護者's+リボーンを一人では相手にしたくないよね。

「…折角なんで、もうちょっと居てくださいよ」

「あ!あの!俺も仕事が…」

ビクビクしながら、今頃、逃げ出す算段を打ち出すランボ。
駄目に決まってんじゃん。

「……まさかなぁ…って思ってたけど、やっぱランボなのか?」

「ランボ可愛い…」

「…アホ牛がまたアホなことを…」

「極限凄いな!」

順に武、クローム、隼人で最後が了平さん。
こんなトンデモな事態なのに皆、冷静なもんだよね。

まぁ、雲雀さんとランボのじゃれあいを見なきゃ、単に女の子になっちゃったランボって事なだけ。
…十分トンデモだけど、十年バズーカを思えば、なんてことないか。

あれ?
そういえばリボーン…これと言ったコメント無し?

と、思ったら。

「ぴぎゃ!」

いきなりランボの胸を鷲掴み。
ランボの悲鳴も無視して揉んじゃってるし。

「…G…いやHか?…でかいな。流石に牛だ」

うっわあ。
服の上からで判っちゃうんだ。

でも相手がランボとは言え、女の子にそれはどうよ?
ああ、ほら、ランボってば涙目になっちゃってるじゃん。

って!
ランボの横に居る雲雀さんが殺気出してるぅ!?

「…ちょっと、赤ん坊。離しなよ」

「あ?何でお前が怒るんだ?」

「…仔牛とは言え、女性にそれはやり過ぎでしょ?」

あ、イヤイヤ。
雲雀さんの発言としては何か異質です。ソレ。
皆もそう感じているらしく、雲雀さんを凝視してるし。

「何?僕が仔牛を庇ったらいけない訳?」

非常に不満げにそう言う雲雀さん。
いけなくは無いです…無いんですが。

ただ、『何か悪いものでも食べました?』とか『熱でも有ります?』とか聞きたいくらいには変です。雲雀さん。

………実は骸の巧妙な幻術とかって線はナシ?

つい、そんな逃避に心を奪われている内にも、雲雀さんの気配がチリチリとヤバ気な方向に変容して行くのが分かる。

うわ!本気で怒ってるよ!?

そんな雲雀さんの殺気を、平然と受け止めているリボーン。
寧ろ、雲雀さんの珍しい反応に興味津々ってカンジ。

ついでに言うとリボーンってば、ランボの爆乳を揉みっぱなし。
…どんだけエロ親父なんだよ…お前。
ホント、見た目(だけは)若くて二枚目でも、本質はいい年したエロ親父だよね。リボーンってば。

うゎ!
気付けばリボーンと雲雀さんの傍に居るのは、俺とランボだけ!?
…何気に距離を置き始めているし…守護者's。

ズルイよ!みんな!
俺の守護者だろ!?俺を護ってよ!?


「ヒバリさん!……えっと俺、平気だから。ちょっとビックリしただけだから…怒らないで?」

「…仔牛…大丈夫?痛く無かった?」

「うん、平気。驚いただけだから…ゴメンね?心配させて」

「良いんだよ。悪いのはそこにいる非常識な赤ん坊だから」

雲雀さんの怒りを察し、リボーンの手を引き剥がして、ランボが慌てて弁明してくれたんだけど。

その体勢って言うのが、リボーンいわくHカップの胸を目一杯押し付ける様にして、真っ正面から雲雀さんに抱き着き、上目使いで…だったり。
オマケに、ちょっとだけ困った顔して甘えるカンジ。
雲雀さんは、と言えばランボの腰に手をやり、抱き寄せて、もう片方の手で髪を梳くように撫でちゃったり…。

…どう見てもラブラブカップル(死語)の彼女が逆上した彼氏を止めに入って、それに絆されちゃってる彼氏にしか見えない。
そして、どこまでも甘々の会話。

有り得ない!有り得ないよ!それ!

今までの殺気が嘘の様に掻き消えて、雲雀さんとランボの間にはラブラブな空気が漂っちゃって。
俺は別に、オーラが見えるヒトじゃ無いけど、今の二人は絶対ピンク色のオーラを纏っている…そう確信する程のいちゃつきっぷり。

……………。

遠巻きに眺めて居た守護者's。
それぞれにこの恐怖を実感しているようだ。

第一級、使った甲斐があったよね。うん。
俺一人でこの恐怖を体験してないで済んで本っ当に良かった。

……取り合えず、何の解決にもなっていないけど。





NEXT?
注:リボラン要素はありません。
単にリボーンはオヤジなだけです←
…リボランサイト名乗っててそれで良いのか…ってツッコミは無しの方向でお願いします。


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あきゅろす。
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