マナー講座
キリ番
ここは私、ティアが説明するわね。
サイトを訪問したときキリ番って言葉を見たことがあるでしょう？
あれはキリのいい番号のことなの。
カウンターはトップページの上か下の場所に設置されていると思うの。
最近はカウンターを設置しない趣向のサイトもあるから一概には言えないのだけれど。
設置されているサイトについて話すわね。
カウンターのその下に数字が書いてあることがあると思うけれど。
たとえば、
あなたは1000番目のお客様
Next→1000
こうなっていたらあなたがキリ番を踏んだことになり、あなたにリクエスト権が発生するの。
これはキリ番からなるキリリクという制度で、そのサイトで取り扱っているイラストや小説などのコンテンツで訪問者がリクエストをできるとてもうれしいサービスのこと。
この制度にはカウンターが回った数だけ毎日来てくれる訪問者に対する管理人からの感謝の気持ちが込められているのよ。
キリ番の種類は鏡や階段、ｿﾞﾛ目といったところかしら。
鏡は1221や565のようなもの。
階段は1234や5432のように数字が順番になっているもの。
ｿﾞﾛ目は111や666といった同じ数字が連続になっているもの。
数字の組み合わせは上記のみじゃないわよ？
最近はキリ番を設けていても数値を設けていないところもあるからわからないこともあるだろうけれど、上の種類に当て嵌めて考えれば失敗することは少ないと思うわ。
だけどキリ番停止中や、キリ番を設置していないサイトで該当する数値であっても発生しないから気をつけて。
最近はキリリク制度を設けていないサイトも多いようだから、必読やそれに属するページを読んで書かれていなければ諦めましょう。
キリリクを受けた場合の話をするわね。
好きなサイトのキリリクを得たのなら嬉しいことよね。
メールや掲示板、拍手などでメッセージを送るときは緊張してしまうものだけれど管理人も作品を作る時は緊張するものだから勇気を出して欲しいの。
先に言った通り管理人は今日まで来てくれたことへの感謝をしたいの。だってたくさんの方が自分の作品を好いてくれるなんてとても嬉しいことだもの。
そのことに反応があると管理人は嬉しいしそれに、あなたも自分のために作られた作品はうれしいでしょう？
メッセージの書き方はほとんど掲示板の書き込みについて書いたことと同じだけれど要件として踏んだ番号を忘れずに。
それから、当たり前のことだけれどそのサイトがなにがメインなのか把握しておくこと。
イラストなのか、小説なのか。
どちらも扱っているところもあるけれど、例えばイラストのみを扱っているサイトで小説をリクエストするなんてことのないように。
それは八百屋さんで「本をください」と言うくらい失礼なことだからくれぐれも気をつけて。
好きなカップリングやキャラクターを言うとかお題を一個出すだけでも、
あなたの好きな管理人だったならあなたの気に入る作品を作ってくれるはずだからリクの内容については、あまり細かく書き過ぎない方が無難ね。
どの管理人もあなたのリクに添えるようにがんばるのだけれど、
あなたが頭の中で描いているものとはいくらか違ってしまうこともあるでしょうし、
それは管理人にプレッシャーを与えてしまうかもしれないし返って描きづらくさせてしまうかもしれないもの。
管理人によっては指定下さいっていうのもあるかもしれないからそこは管理人と相談してみてもいいかも知れないわね。
それから管理人にも私生活があるから、催促なんてしてはダメよ？
これはリクエストする上での思いやりよ。
それからリクエストして作ってもらったものは、お礼を忘れずに。
その時は感想なんて添えたら喜んでもらえると思うわ。
※それから初訪問で偶然踏んでしまった場合だけれど。
その場合は自分が踏んだ数値を覚えておいて、そのサイトをよく見てみましょう。
そして、そこが気に入ったら作ってほしいものをリクすればいいんだもの。
無理にする必要もないわ。
※もしリクエストしたい絵やイラストが思い浮かばない場合は、踏んだという報告だけしてリクは辞退した方がいいわね。
キリ番を無視されること(踏み逃げ)は悲しいものだから。
ここからはキリリク制度を設置するにあたって管理人に読んで欲しいの。
キリ番の強要は絶対にしてはいけない。
ということを覚えておいて。
踏み逃げされることはとても淋しいことだけれど、それはサイトにきてくれているお客様に自分の気持ちを押し付けるということ。
お客さんだって困ってしまうでしょうし、キリリクはうれしいことのはずなのに嫌な気分になってしまうかもしれない。
それに無理にリクエストさせてもそのリクエストを消化したところであなたも物悲しいだけだもの。
キリ番はあなたの絵が本当に好きな人からの心の底からのリクエストが、何よりもうれしいことだと思うの。
だから、そんな人からのキリ番を待っていましょう。あなたの気持ちをわかってくれる人が必ず現れるはずよ。
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