過去拍手文
C
桃先輩は知ってるんだろうけど、俺には海堂先輩を悲しませてる人が…桃先輩の言う海堂先輩を笑わせる事が出来る人が解らない。

ただ悲しそうな海堂先輩の瞳を見るだけ…


「海堂先輩…そんな瞳をさせられても、その人が好きなのかな…」


俺ならあんなに悲しそうな瞳はさせない。
いつも先輩に笑ってて欲しいってこんなに願ってる…


海堂先輩は相変わらず自主練の量が半端なくて
副部長の仕事まで遣らせたらきっと大変な事になってただろうなって今更思う。

少しでも海堂先輩の負担を無くせる立場に居られるなら良いかと思う今日この頃。

海堂先輩が悲しそうな瞳をしてる日は、何だか俺の気分まで優れなくて桃先輩達の誘いを断って一人足速に部室を後にした。







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