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リハビリ




※検索を掛けられると怖いのでフルネームは控えました。お許しくださいませ。

※飛騨守は奸臣らしいのですが、清実や衛安は斎/藤/六/宿/老として名を連ねているので史実ではかなりの武将っぽいです。しかるに、以下のSSは信用なりませんので、変なレッテルを張らないでね!別人だからね!


※半兵衛リハビリ中…でも書けそうにない。



〜〜〜



















 砂利の上から簾を敷く。何もしないまま横になるよりは、肌が小石に触れ合わない分、ましだろう。相手への気遣いなど普段ならば微塵にも頭を掠めたことが無い飛騨守だが、今日という今日は違った。組み敷かれるであろう幼顔の男を思い浮かべては、「直では可哀想だ」と律儀に思ってしまう。


「飛騨守殿、簾はもういいのではないですかね?」


 飛騨守の背後、木の幹に背を預けた清実がうんざりと肩をすくめた。飛騨守は先ほどからずっとこの調子なのである。そんなに気になるのであれば、何も勤めが終わった後を見計らって事を進めなくても良かったのではないだろうか。多少、危険が伴うが別に主の館内でも出来ないことは無い。


「どの道、強姦するのだし、簾があろうとなかろうと変わりがないと思いますがね」


 皮肉を投げる。それでも飛騨守は清実に背を向けたまま、もう一枚、簾を重ねた。重ねては頭を捻るのである。


「飛騨守殿、清実殿!来よったぞ」



 草が揺れる。揺れた草木の向こうから、やけに嫌らしい笑みを浮かべた男が踊るように清実の前へ現れた。男は清実と飛騨守を交互に見ては、何を思ったのか舌なめずりをする。

――まさか。

 まさかとは思えど否定はできぬ。清実は、如何にも野獣のような男の顔から下腹部へと視線を移した。案の定、猛ったそれが眼に入り苦笑いをする。

「衛安殿、早まり過ぎですよ」

「そ、そうか…!?儂は至って普通で…」

「先方は如何でした?」

 言い訳など、どうでも良い。清実は、衛安の言葉を遮った。

「くっくっく…先方、何も知らんで従者を連れておらんようだ」


「そうか」


 返事をしたのは飛騨守。衛安の顔を見ずに、視線は一向に簾のままである。衛安は、飛騨守の大きな背中が丸くなって簾ばかり気にしている様子を見、これは何を話してもこの調子なのであろうと判断した。よって清実へと視線を移す。


「荘助が連れて来よるから…まずは誰から参ろうか?」

「飛騨守殿はあの調子だから最後でいいのではないですか」

「儂もそう思っておったわ」

「となると私と衛安殿ですかね」

「そうじゃなぁ…どういたそう?」

「まずは…」

「俺だ」


 漸く簾の位置に満足したらしい。
 衛安の言葉を遮り、飛騨守は一同を見渡してもう一度「俺からだ」と宣言した。

「後は好きにすれば良い。俺は長居の出来ぬ用がある」


 簾男は一番槍を宣言、衛安はあわよくば己から、と考えていただけに「そ、それは」と口ごもる。が、「誰から参る?」っと言ってしまった手前、己が先だとは到底言えぬのも立場上。すがるように清実へ視線を移すが、「それでは、飛騨守殿の後は私が」っと思わぬ科白を言われる始末。

「わ、儂は…」

「最後だ」

「残りものには福があるといいましょう。好きにすればいいじゃないですか」

「そ…そんな…」

 それでは何のために偵察に行ったのか分からぬではないか。
 密かに一番槍にこだわっていた衛安は、がっくりと肩を落とした。
 





〜〜
皆で結託して半兵衛を犯してしまおうな酷い話。愛ではなくどちらかと云えば好奇心。龍興に嫌がられながらも一目置かれている女顔で童顔で知らぬ顔がムカつくので泣かしてやろうぜみたいな感じです。なのでてつのぼうをつっこんだりゆばりかけたりあまつさえうまにおそわせたり(←管理人は獣姦に萌を感じる異常者です)してたんだよーなんてほらをふいてみましたえへへ〜


しかし…
酷い話だな。サーチ抜けてからやりたい放題でスミマセン。

《5/14》





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