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心精神
他中




早速学校から出て、
市内の中学を見て回ることにした。



「…市内の学校とは何回も
戦ったことはあるんだよね…?

僕がわざわざ行く必要もないんじゃ
ないのかな…。」



「う〜ん、確かにそうかも。

でも、赤司君は漓真ちゃんに慣れて
もらうために、課題としてだしたんじゃ
ないのかな?」



「なのかな…。

お兄ちゃん、やることがいつも
よくわからないからなぁ…。」



「だよね!

私も赤司君のやること、
本当全くわからなくて…。」




なんて、雑談をしながら歩いていると、
目的の中学校についた。



さっちゃんはずかずかと門を
通り抜けて入っていくけど…。

他中って、勝手に入っちゃ駄目
だったんじゃ。



でも、急かしの声が聞こえて、そんなこと
気にする時間もなく連れられる。



さっちゃんは職員室に行って、



「ちょっと待っててね!」



といって、一分も立たないうちに、
職員室から出てきた。



「やっぱり赤司君が先に許可もらってた。
行動早いなぁ…。

じゃあ、体育館行こっか。」



「うん。」




なるほど、さっちゃんはそれを予想して
堂々と入っていけたんだな。



体育館は、帝光中と比べ物にならない
くらい、とても小さかった。


帝光中がでかすぎるだけなんだけど。






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あきゅろす。
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