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心精神
挨拶



「赤司、何だよ。

練習してたのに、
いきなり呼び出しなんかして。」


「そうッスよ。

折角青峰っちと1or1してたのに。」



「ああ、悪いな。


新しいマネージャーを
紹介しようと思ってな。」




もう入ることは決まってるよう。


バスケ部員多すぎないですか…?
ここの体育館だけでも、
30人くらいはいるだろうか。


帝光バスケ、やっぱり
有名なんだなーとか思ってしまう。




「新しいマネージャーだと?


もうマネージャーは
十分に足りているのだよ。


何故赤司が自ら
マネージャーを?」



「それはまた後でいう。

ほら、漓真。」




挨拶しろとでも言いたげに、
僕を見つめてくるお兄ちゃん。


眼視はやめてほしいな…。




「…赤司漓真です。」




僕がそう言った瞬間、
お兄ちゃんと僕以外の全員が、
耳をピクリと反応させた。




「……は?

赤司漓真って…。」



「赤ちん、妹なんかいたっけ?」



「そ、そうッスよ!

妹いるなんて、
聞いたこともないッス!」



「言ってなかったか?


同じ学年なんだが。」




またお兄ちゃんの言った言葉に、
全員が反応した。





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あきゅろす。
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