魔人特殊訓練養成学園(凍結) 第7話 初陣 2 ーーー2ーーー 「相沢!」 鈴寺のその声でようやく、我に戻ることができた。 「大丈夫?10分ぐらい反応なかったけど」 「・・・あぁ。うん、大丈夫・・・たぶん。で何か用?」 「隊長が呼んでる。俺達3人をな」 「分かった、行こ・・・あのさひとつ聞きたいことあるんだけど」 「何?」 聞きづらそうに相沢は小さな声で言う。 「柳島先生ってショタコンなの?」 二人は躊躇なく首を縦に振る。また体が固まりそうだった。 「私が前に職員室に行った時、ショタがたくさん出てくる漫画よんでたわ」 「それはまだいい方だ。俺は柳島先生が携帯音楽プレーヤーで何か見てたから、こっそり見たらショタしかでてないアニメだった。しかも、ハァハァ言いながら・・・あれは引いたな」 予想以上の答えだった。 「「で、それが?」」 「・・・・・・」 もう、何も言わず歩きだす。 (いや、待て・・・まさかあの時のって) ー「私の許容範囲外ね」 再び凍りつく。 [*前へ][次へ#] [戻る] |