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青祓
ハッピー
アス白



「幸せになりたいよね」
「なりたいよ そんなん誰だって」
「それは、簡単だ。何をしたら良いのか、悩む必要なんてどこにもない。何故なら今から私がお前を幸せにしてやるから。私の言う通りにすれば、お前は永遠に、苦しいことや辛いこと、悲しいことにに囚われないし、なんでも知ることができる つまり幸せになる。簡単だろう?だから、まずは私を見ろ」
「見えねえよ 黒いモヤしか」
「それが今の私だ。情けない姿だ それから、私と一つになることを考えろ。楽に 幸せになれる」
「つまりお前が僕になる?」
「一つだ」
















「僕は幸せになれるって言われたんです」
目が覚めたら病院のベッドの上だった
周りには、黒い服を着た大人がたくさんいる。

僕は目が悪くないのに、視界がボヤッとしていてよく見えない


「辛いこととか、悲しいことに囚われなくなる、だから私を見ろ そう言われたから見た。黒いモヤしかなかったけれどそれがそいつだった」


そう話すと、黒い服を着た大人の一人が僕の前で何かをして、十字架のようなものを頭に押し付けた
痛い



不思議と、何か軽くなった。視界はさっきより鮮明になった




「これからは そんな声が聞こえてもこたえてはいけない。次は助けることが、できないかもしれないから」


祓魔師でもできないことってあるんだ


それなら、僕にずっと聞こえるこの声は一生このままなのか


まあ僕は、この声が聞こえると安心っていうか、落ち着くから この悪魔は好き

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あきゅろす。
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