質問&バトン置き場
風邪引きバトン(略)
レムオンが風邪引いちゃったよ。
なんかもうインフル並に辛そうなんで看病してやってください。
お願いします。
( 01 )
風邪引きレムオンが目の前に。
イリア「いくら忙しいからって、仕事しながら机で寝るからこーいう事になるのよ!
ほらほら可愛い義妹様がしっかり看病してあげるから、おとなしくベッドに入りなさいッ!」
レム「誰が可愛い義妹だっ!大きなお世話だ手を離せ……!」
口では文句を言いつつも、大人しく義妹に従わざるを得なくなったレムオン兄様。
そんな二人の様子をセバスチャンが微笑ましく見守っていましたとさ☆
( 02 )
額がうっすら汗ばんでます。
イリ「熱があるみたいね……どれどれ?」
レム「(顔が近い!顔が……ッ!)」
おでこっつんは最早オプションかと。
義兄の体温は更に上昇。悪化させてどうするよ!
( 03 )
呼吸も苦しそう。
イリ「兄様、苦しそう……大丈夫?」
レム「(悪化させたのは間違いなくお前だ……!)」
イリ「何か私に出来る事は無いかしら……?」
ゼネ「そういう時は人工呼吸をしてやるといいぜ?」
イリ「あっ、ゼネさん!そういうものなの?」
ゼネ「そういうもんなんだって。なっ、レムオン?(超笑顔)」
イリ「わわわ分かったわ、ちょっと恥ずかしいけどやってみる!
……兄様、目を閉じててくれる?」
レム「〜〜〜〜〜ッ!!!」
直後、どこからか駆けつけてきたチャカに全力で阻止され、ゼネさんの企みは失敗に終わりましたとさ。
成り行きを見守っていたセバスチャンが小さく舌打ちしたとか何とか……
( 04 )
レムオンに病人食作ってあげて。
イリ「ちょっと待っててね、お粥を作ってくるわ」
ゼネ「いいからお前さんはレムオンの傍に居てやりな。俺達が作ってきてやるから、なっ?」
チャカ「俺も作るのかよ!」
ゼネ「漢の料理ってやつを食わせてやるよ(爽やかな笑顔)」
レム「……激しく不安だ」
それはともかく、ゼネさんの粋な計らいで二人きりになったレムオンとイリア。内心ゼネさんに感謝した義兄なのでした。
漢の料理の味は微妙だったらしい。
( 05 )
薬は口移しであげてね。
ゼネ「……だ、そうだ。俺達は邪魔にならない様に退散するから、あとは二人でごゆっくり♪」
チャカ「うわぁぁぁ何言ってんだアンタ!畜生離せぇぇぇッ!」
喚くチャカを引きつれゼネさん退場。
レム「何を考えているんだあの男は……。
ってイリア、お前も何をやっているんだ!」
イリ「ほほほほら、恥ずかしいからさくっと行くわよさくっと!お願いだからおとなしくしてて!」
レム「ま、待て!まだ心の準備が……!」
イリ「…………あ、薬どっかに落としちゃった」
レム「………………」
( 06 )
添い寝してあっためてあげよう。
イリ「……こういう時はね、人肌の温もりがいいみたいなの。死んだ母さんが昔言ってたわ。
という事で、失礼します……っと(もぞもぞ)」
レム「風邪が感染っても知らんぞ……」
イリ「チャカが風邪引いたときも、よくこうしてあげたっけ……ふふ、懐かしいわ」
レム「………………」
そのまま義兄のベッドで熟睡してしまったイリア。
彼が一睡も出来なかったのは言うまでも無く……
( 07 )
完治したレムオンに一言
イリ「可愛い義妹様が一生懸命看病してあげたんだもの、治らない訳無いじゃない♪」
レム「悪化させるような真似ばかりしておいて、何を……!」
ゼネ「そう怒りなさんなって。構って貰えて嬉しかったんだろ?」
レム「………………」
( 08 )
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