いもうと(ss) (悟飯語り) (ヒロイン⇒14歳くらい) 「おねえちゃーん!!」 「悟天ちゃん、どうしたの??」 そういえば悟天が生まれるまで莉音は ずっと僕にべったりだったような気がする。 僕に、というより僕とお父さんに。 それがお父さんが死んで、悟天が生まれた時から 急に大きくなったみたいだ。 べったりしなくなったし、悟天の面倒も見ている。 「お兄ちゃん?」 「え?・・・どうした?」 「ボーっとしてたよ、体調悪いの??」 「大丈夫だよ、平気。」 こうやって僕の事も心配出来るほど大人になった。 なんだか寂しいような寂しくないような。 「莉音。」 「んー?」 「今度、ビーデルさんが修行しに来るんだけど。」 「うん、」 「久しぶりにやらないか?一緒に。」 「え、いいの??」 なんとなく気を使ってくれてる姿も ああ、もう小さい頃とは違うと思いながら 「いいよ、大勢でやった方が楽しいしね。」 「うん!一緒にやる!!」 「そうだな。」 「お兄ちゃんの彼女さんだもん、挨拶しなきゃね!」 「か、彼女ッ?!///」 「え、違うの??」 大人になっても、 やっぱりこういうところは変わらない。 いもうと (か、彼女じゃないよ。) (そうだったの?) (ビーデルさんの前では言っちゃダメだぞ?) (???) ****** 悟飯の妹だったら、こんな感じだろうな というイメージでヒロイン作りました。 面倒見はいいけど、なんか抜けてるな、っていう。 |