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夜の闇 (111番、詩燗様へ)
闇を纏いて 舞う乙女
繻子の衣はふわりと揺れて
美しきはその瞳なり
爛爛と輝く其れは

繊い手足 うねり 闇を裂く
華奢な躯 反らば 鈴の音と

穢れし躯を隠そうともせず
乙女よ 何を求め給う
快楽(ケラク)の果てに見据えし炎
煌めきを包むは また 闇なれど

覆い被る夜に純粋は既に無し
混濁の闇が今宵も降らば
毎夜 乙女は堕落を視
於 これこそが真の闇と

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あきゅろす。
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