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Walker Field marshal




「なーなー、あんたのそれってイノセンスなのか?」
「ん?ええ、そうですよ」
「へー、見たことない形状だったなぁ」
「そう?」

鬱蒼と茂る森林の中を3人は歩く。
ラビは興味を持ったように白髪の青年の左腕をまじまじと見る。

「それと僕は『あんた』じゃなくてアレンって名前があるんです」
「アレン?オレ、ラビってんだー。あっちの仏頂面の美人さんは神田」
「おいっ!」

『美人さん』発言に思わず知らん顔していた神田が反応をする。

「ラビに神田・・・そうか、キミたちが例のエクソシスト」
「?例の?」
「元帥護衛の任務で来たんでしょ?」
「え!ウォーカー元帥を知ってるの!?」
「ええ」

ならば案内して欲しいと、ラビは請う。
アレンと名乗った青年はくすりと笑って、

「いいよ、だけど元帥は今いないから少し待ってて。お腹空いたでしょう?」
「空いた!!」
「おい、待てよ」
「ん?何ですか?」
「元帥がいないってどうゆうことだ」
「そのまんまの意味ですよ」

キミは馬鹿なの?と笑顔で言えば、殺す・・・とゆらりと刀を抜こうとする神田があった。

「ちょっ!!待つさ!ユウ!!」

アレンと神田の間に両腕を広げて慌てて割り込む。

「ちょっとぐらいいいじゃんか!な!」
「・・・っち」

くすり、と、ラビの後ろで笑う声が聞こえた。




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あきゅろす。
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