disagreeable! 8 「・・・今の人たち誰?」 「あ?ああ、あの太ったのがブレダで、白髪の堅そうなのがファルマンだ」 「へー・・・」 「ん?どうした?」 「あ?や、なんでもない」 「・・・そうか?」 笑顔は不自然ではないだろうか。ぎこちなくなっているのではないかと少し心配になる。 だが、そんなのでも、きっと何かわかっていながら、このハボックという軍人はそれを察してくれる。 「うん」 そして無言で頭を撫でてくれる。 最初はそれが気持ちよくてじっとしていたけど、だんだんとぐしゃぐしゃとしていくハボックに縮む!!と叫んでその場は終わったのだ。 . [*前へ][次へ#] |