act.104『触れたい』※
(跡部視点)
恥ずかしさゆえに顔を背けてるこももがまた色っぽく見えた。
「紐パン、ね。」
「…なにか文句でも?」
「いいや?脱がしやすくていいんじゃねぇか?」
言い終わる前にブラジャーのホックをはずすと彼女は慌てて手で押さえた。
その隙に左サイドのパンツの紐を解いた。
もちろん、パンツがずれないように押さえている。
「もう一本手がほしいな、こもも?」
「な、なによ…」
「右側をはずされたらどうすんだよ?」
「はずす気満々のくせに、」
皮肉を言うが自分で今の状況をどうにも出来ないのだから俺を挑発しているとしか思えなかった。
「当たり前だろ?こももの見てぇもん。」
「……エッチ。」
観念したのか、こももはゆっくりとブラジャーを押さえていた手を離した。
膨らんだ胸の中心にはぴんと起つ可愛らしい飾りがあった。
まるでそれに支配されたように俺は手を伸ばし、柔やわと揉み始めた。
「んっ、」
時々、彼女の吐息混じりの声が聞こえ、俺を興奮させるには十分だった。
パンツをいつまでも押さえている彼女の手を奪い、両手を高いところで拘束した。
「やぁ!やめてよ!」
「そうやってわめけばわめくほど、そそられるって知ってたか?」
「でもぉ!」
体をくねらせて抵抗してみせるがなんの解決にもならない。
それどころか、こももが抵抗することでぽよんぽよん、と動く胸が気になって仕方がない。
「あー我慢出来ねぇ、」
「ちょ!」
彼女を抱き上げてベッドまで運んだ。
ベッドに横たわらせると彼女の上に跨った。
ネクタイを解き、ジャケットを脱ぎ捨て、Yシャツのボタンを適当にはずした。
「こもも、」
「は、はい…?」
「俺に抱かれろ、」
「えーと、こももに選択させてはもらえないんでしょうか?」
「あん?良いぜ別に。おまえの秘部から流れ出る愛液を自分で止めて処理できるなら。」
「……」
なにか言いたげなこももに俺は不適に笑いながら返事を待つだけだった。
「抱きたいなら…どうぞ、」
決定権を俺にゆだねた時点で答えは決まった。
軽く唇にキスをして心の準備をするように促した。
それから彼女の足を広げ、割れ目を指でなぞった。
秘部の周りを刺激しているとまたもなにか言いたげな目で俺を見てきた。
「んだよ?」
「ッ、…はぁ、…あ、やっ!」
これでは好きな子をいじめるただのガキみたいだ。
しかし、こももの反応が可愛いからやりたくなるのだ。
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