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 愛してる


ついつい嬉しくて彼を抱きしめた。


「……てかよ?この状態はヤバいぜ?」

『なにが?』

「触りたくなるだろ。」


ギュッと抱きしめられて少し早い景吾の鼓動を聞いて私もさすがに限界だった。


『触って…いいよ、』

「……やめてやらねぇからな、」

『うん。』


お互いに許し合うとまずはキスをした。

それだけで躯が熱くなった。


「……」


なにも言わずに服を脱がせていくもんだからかなり緊張していた。


「エロイ身体、」


胸の突起を弾かれ、躯が跳ねた。

触られただけで感じて濡れていった。


「トロトロじゃねぇか、」

『報告しなくてい…!』


指がナカへと進んで行くと自然と反応した。

少し指でナカをかき混ぜるとすぐに景吾は挿入の準備をした。

秘部にそそり立つモノをあてがうとキスを一つしてから挿入(い)れた。


「ッ、締まり…いいな。」

『んッ、景吾が…上手いからぁ…ああ!』


こんなにも景吾を好きになってた自分がいた。

景吾に抱かれて嬉しかった。


『あ、ん…あ、あっ、あっ、ああぁぁあん!!』

「――ッ!」


果てた私相手に容赦なく景吾は再び動き出。

お互い満足行くまで行為は続いた。



事後、大きな手で私の髪を指に絡めながら景吾が笑って言う。


「このベッド平気か?」

『なんで?』

「今にも壊れそうだったぜ?」


それ、散々人の上で暴れといて言う台詞なの?

景吾が一人で暴れすぎなんだ、と言えばムッとした表情で言う。


「俺がどれだけ我慢してたと思うんだ?」


うん、そうだよね?

でも、ごめんとは言えなかった。

代わりに景吾の額にキスを落とし、瞼にも何度もキスをする。

彼がなにを言おうと無視し、下へ下へと手を伸ばす。


「な、なに…!」

『掃除してあげる、』


それだけ言うと布団の中へ潜り込む。

景吾のモノはまだ足りないと言わんばかりに勃っていた。

まだ熱いそれを優しく握り、先端にキスを落とす。

やわやわと握りながらわざと音を出して舐めたり口に入れたりする。

景吾は顔を腕で隠してるが躯の反応からして気持ち良いのだと理解した。


『もしかしてくわえられるの初めて?』

「うるせ!」

『(もしかして今まで性欲を満たすだけのセックスしか…?)』


ふとそう考えると、しっかり愛さなければと思った。


『んッ、クチュ…チュ…ふはあ、』

「や、やめろ!!」


気持ちとは裏腹に景吾はそう言った。


『……やめていいのね?』


意地悪をしてすぐに手を離して横たわったが、彼の方が一枚上手だった。

肩を掴まれ、視界が回った。


「イくなら明良のナカがいい。」

『あ、ちょっ!』

「勃たせた明良が悪い!」

『やだぁ!!』


こうして私たちは4ラウンド目に突入した。





セックス後、景吾は満足したらしく眠りについていた。

規則正しい寝息とまだ可愛い寝顔。


『やっぱりガキ、』


そう呟いて私は眠りについた。





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