永遠のyou
師弟
「壱の舞」
桜の花びらが彼女の周りを纏う。
その切っ先の向かう先には
「や、やめてくれ!」
先程自分に攻撃を仕掛けてきたレベル2のアクマ。
だが彼女は戸惑うことなく
「さよなら」
そしてくるっと向きを変え歩き出した。
後方に聞こえる爆音と桜の花びらを残して…
「チッ…どこにいやがんだ……!師匠ォ!」
タタタっと走り向かうは漣夜の師匠、神田のもと。
神「漣夜…大丈夫だったか?」
「はい、楽勝でした」
ニコっと笑う。
神田は漣夜の頭を撫でながら
神「…良かった」
微かに微笑みながら、そう呟いた。
神「行くぞ」
「はい!……どこへ?」
神「…めんどくせぇことにモヤシと兎と任務でな……一度教団へ戻る」
「了解です」
そして2人は教団へと足を進めるのだった。
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