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紘六×成紀
3


「んだょ?うるせぇ」」







隣で寝ていた成紀が目を覚ました。
俺が大声出したせいか
まだ眠りたりないという顔をしている。







「わりぃ、起こしちまった」






と言いつつさりげなく成紀の頭を撫でる。柔らかい髪が俺の指をくすぐる。
眠そうに目を擦る仕種がかなりかわいい。





やばい、おっ勃つ....








「!!!!!!!(母の叫ぶ声)」






って、電話の向こうでまだ何かギャーギャー言ってやがる。







俺は"プチッ"と電話を切ると、またかかってくると面倒だから、携帯の電源を落とした。

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