[携帯モード] [URL送信]

研太×和樹
エピローグ



遠ざかるかっしゃんの背中をオレはジッとしてみていた。


やがて、
完全にかっしゃんが見えなくなると


オレは脱力したように、その場に
ドカッと座りこんだ。

「っっ」

急に痛みを覚えて、右の手のひらを見てみると、さっきかっしゃんに突き飛ばされたとき、手をついたときにできたのだろう傷から血が滲んでいた。

その傷を見つめる...



その傷さえ今のオレには愛おしく思えた。

「かっしゃん....」


続く

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!