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研太×和樹
エピローグ
遠ざかるかっしゃんの背中をオレはジッとしてみていた。
やがて、
完全にかっしゃんが見えなくなると
オレは脱力したように、その場に
ドカッと座りこんだ。
「っっ」
急に痛みを覚えて、右の手のひらを見てみると、さっきかっしゃんに突き飛ばされたとき、手をついたときにできたのだろう傷から血が滲んでいた。
その傷を見つめる...
その傷さえ今のオレには愛おしく思えた。
「かっしゃん....」
続く
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