必要性の必要をドフラミンゴに説く
※ワンピース
「なぁ、なんで私ここに居るんだ?」
「あぁん?何言ってやがんだァ?」
「考えてもみろよ?海軍の少将だってのに今やピンクフラミンゴのお守りだぜ?」
「随分とひでェ言いようだなァユキ」
「いーじゃんドフィ、俺とお前の仲だろ?」
「とうとう俺の女になる気になったか」
「アッハッハッ、馬鹿言ってんじゃねェよフラミンゴ野郎羽根むしるぞ」
「オイオイ勘弁しろよ、コイツは特注だぜェ?」
「‥‥もういいよ、お前と居るとこっちの頭までピンクになっちまうぜ。やっぱり帰ろう、うん」
「まぁ待てよ、此処に居る理由だろ?」
「そうそう、そうだよ。やっぱお前と居ると駄目だわ、方向性間違うわ」
「いくら俺でも傷つくぞ」
「はいはい」
「ハァ‥‥もういい、だからなァ、お前が此処に居る理由はなァ、俺が望んだからだ」
「はぁ?何言ってんだ悪趣味サングラス、私が此処に居るのは鶴大将に言われたからで‥‥‥‥おいまさかお前」
「フッフッフッフッ」
「ふざけんなよドフィ、お前どんだけ権力持ってんだよ」
「フッフッ、とか言いつつ楽しんでんだろうが、そのダレッぷりを見たらお鶴さんは何て言うだろうなァ?」
「‥‥‥フッフッフッ、ドフランゴさん。肩でもお揉みしましょうか?なんなら全身マッサージでも」
「是非とも頼みてェなユキちゃん、特にココなんか優しく揉みほぐしてグェッ」
「下ネタ禁止」
「ちょっと正直に言っただけじゃねェか、多目に見ろよ」
「ちょっとじゃない、今のはちょっとじゃない。だってお前ズボン下げそうだっただろうが!」
「ジョークだ、ジョーク。海軍でもこんなの普通だっただろうが、今更照れんなよ」
「一人残らず潰してやったがな」
「恐ェ女だぜ、まあそこも嫌いじゃねェがな」
「言ってろ変態が、私は鶴大将のところに帰るんだからな」
「待て」
「離せ羽毛野郎」
「毎食後のデザートはちゃんと和菓子も用意してやる」
「だから?」
「お前が行きたがってたリゾートホテル、買収済みだぜ?」
「(ピクッ)で?」
「柴とかいう犬、欲しがってただろ?和ノ国から連れて来てやるよ」
「(キュン)‥‥‥ふーん?」
「(お?)犬と遊ぶ庭なんてのもいるだろう?やるよ」
「(キューンッ)‥‥もふもふ」
「(もふもふ?)なんならその犬、何匹でも」
「私にはドフランゴが必要だ」
「‥‥‥フッフッフッ(複雑)」
2014.9.19.
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