静かなるお茶会

《 静かなるお茶会 》




澪「企画だから出来る話、第・・・何弾目?」
スパ「3弾目だと思う」
澪「あ、3弾目ですか・・・。・・・」
スパ「・・・」
澪「・・・お茶、淹れますか」
スパ「ん、緑茶がいい」
澪「はい」
スパ「・・・」
澪「・・・」
スパ「・・・」
澪「・・・はい、どうぞ」
スパ「ん。頂きます」
澪「―――あ、これお茶菓子です・・・羊羹ですが。よかったら」
スパ「ん、・・・ん? 羊羹?」
澪「はい」
スパ「・・・黄色い」
澪「あ、芋羊羹です」
スパ「いも?」
澪「薩摩芋を原料に使用した羊羹です。普通の羊羹は餡子をベースに作られていますが、芋羊羹は薩摩芋の自然な甘さがあって、とても美味しいですよ」
スパ「へぇ」
澪「私、普通の羊羹より芋羊羹の方が好きだから。今は(白蘭さんにほとんど食べられて)これしかなくて・・・ごめんなさい」
スパ「ん、別にいい。ウチはジャッポーネのものは大抵気に入るし・・・今回も多分、―――ん、美味しい」
澪「あ、よかった」
スパ「ほんとだ、薩摩芋の味がする。砂糖じゃない、自然な甘みだ」
澪「私、ここのお店の芋羊羹好きなんですよ。丁度いい甘さで甘過ぎでなく、とても美味しいんです。お茶も美味しいし」
スパ「! お茶?」
澪「はい、緑茶です。このお店の茶葉から抽出する緑茶はとても美味しいんです。お店に行くと、試飲できるから、自分の好みに合ったお茶を買えますよ」
スパ「・・・夜空。その店、どこにある?」
澪「・・・10年後にあるかどうかは確証ないです」
スパ「今買い溜めして持って帰る。何処?」
澪「(過去のものが未来にある、って、時空に歪みとか生じさせないのかな・・・)えっと、並盛商店街の―――」

雲「・・・。(疎外感・・・)」





…スパナ…微妙に書き辛い。





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あきゅろす。
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