オマケ ワイングラスを傾けながら、クラトスとユアンは久々に話し込んでいた。 「その、すまなかったな…」 「なにがだ?」 「デリス・カーラーンの事だ」 ああ、と言いながらユアンはワインを一口飲む。 「それなら志願してくれた者達に言ってやるのだな」 それもそうだと、クラトスはワインを飲み干す。 「しかしそうやって動いてくれたのはお前だ…ありがとう」 「…だからお前から礼の言葉がでると気持ちが悪いと言ってるだろう…」 それに私はマーテルの望んだ世界を守りたいだけだ、とユアンはグラスをあけた。 あいたグラスにクラトスはワインを注ぐ。 積もる話があるわけではないが何となく飲み交わしたい。 どちらかともなく他愛のない会話を切り出した。 ―――――――――――――――――――― 後書と言う名の言い訳 これで何が一番かきたかったって「クラトスに礼を言われて気持ち悪いと言うユアン」でした(ぇ) 本編もこうだったらなぁとか、親子幸せ版リメイクとかでないかなぁとか思いつつ…(無理ですから) 戻る |