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SK短編
distance 〜3〜
彼はと言えば、視線をずらし顔を見に来ただけだとつぶやいた。
「うん。それがとても嬉しい。」
足がゆっくりと彼の元へ歩き出す。
顔を伺おうとすると、余計に逸らされた。
刹那
見えたのは赤色。
それは女以上の色気を醸し出していた。
女の私としては、少々悔しいところだが、彼の反応にこちらまでどきりとさせられた。
足と鼓動は同じリズムを刻む。
速く
彼のもとへ
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