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恋する乙女の下ごしらえ(沖田)




コトッ
「お待たせいたしました。いつものみたらし団子でごさいます。」



「ああどうも。いつも、すいやせん。」



「いいえこちらこそ。」




温かい笑顔を浮かべてそれでは、と看板娘の名前は厨房に入って行った。
それを見届けてから俺は注文した団子を口にいれる。







彼女の"いつもの"を思い出し口を緩めながら。







「やっぱうめぇや。」








それはこの団子が元から旨いのか、名前が作ってると思うから旨いのか。










両方だろうけど。多分後者の方が強いだろう











なんだか今日は気分が良くて、
窓から空を見れば晴天で。
町を見れば住人が忙しいそうに駆け回る。
今日は平和な日みたいだ。







そしてまた一口、口に入れる。

しつこくない甘さが口に広がる。




そんな味も好きだけど俺的には










「もう少し甘さが欲しいななんて…」


勿論団子の甘さじゃない。名前との関係だ。

















呟いてもそれは誰にも聞こえいけどそれがいい。
あれ?俺ってこんな女々しいキャラだっけ?












日だまりのような君
(俺はどうやら本命には奥手の人間らしい。)


そしてまた明日団子屋に足を運ぶ。










短っ!
まぁ一応ほのぼのですね。
総悟は普通の女の子好きになりそうなイメージが私にある。
ここまで読んで下さった皆様ありがとうございました(*^_^*)!



あきゅろす。
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