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novel
某参謀長官付きベグライターの憂鬱
「はぁ〜…」

アヤナミ参謀長官付きベグライターであるテイト=クラインは、重い溜め息を吐き出した。


「あっ!…っ、う…ぃたっ…」


(〜〜〜、アヤナミ様…ちょっと位手加減してくれたって……///)

嘆息したのと同時に、下半身に疼く様な鈍い痛みが発生し、テイトはおもわずそんな事を考えた。

(だいたい、嫌だって言ったのに…あんな……、)

―――『愛らしいな…似合っているぞ、テイト…。』

『やっ…あっ…アヤナミ……様っ…ひぁ!?』

『嫌か?…そんな筈は無いな。テイト、此処をこんなにして。』

『ぁあっ…!ん、…ふぁっ あ…やな…み、様ぁっ!』

『…私の可愛いテイト。』





――――――
「〜〜〜〜っ///」

(おっオレのバカ〜!何を、思い出して………!///)

昨夜の濃密な情交をウッカリ思い出してしまい、顔に熱が集中するのを嫌でも自覚して、テイトは酷く居たたまれない気分に陥った。

「これから、アヤナミ様の視察に同行しなくちゃならないのに…こっ、こんな、…恥ずかし///」


いくら悩んだ所で躰に生まれた熱が引いてくれるわけも無く、参謀部執務室までの道のりで、テイトの頭の中は尊敬する上司兼愛しい恋人の事で、埋め尽くされてしまったのだった。




end

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