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Schooldays
 お陰で徹夜をすることが多くなり、そのまま登校するか、仮病で休むかを繰り返していたくらいだ。
 だからハッキングが私にとって、なにものにも変えられない楽しみになってきたところでのこの変化には、少々戸惑ったと言っていい。
 
「…もう、朝か」
 キーボードをたたく手を止めると、メイドやフットマン達が起き出す気配がしてきたので、窓のそとを見る。
 東の空が、夜明けの気配を漂わせていた。
 自分の起床時間にはまだ早く、今ならベッドに潜り込めば少しは眠れる。
 登校するかしないかは、起こされたときの眠気できめよう。
 出席日数はまだまだ余裕があるし、テストが近いわけでも、単位が危ないわけでもない。
 それに、アッシュフォード会長の突発イベントも、つい一昨日やったばかりだ。
 そうそうイベントなんて、やたらやれるものではないから…。
 今日の方針を決めると、パソコンの電源を落とし、さっさとベッドに横になる。
 シーツや布団の感触に心地よさを感じるのと同時にストンと眠りに落ちていく。
 あとは夢も見ない…。
 
 

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あきゅろす。
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