「ここをね、こうね、「ひやぁぁあんっ」
喜八郎に何かをレクチャーしてるなぁと思ったら背筋を細い名前の指でなぞられた。
思わずでた自分の甲高い声に顔が赤くなるのが分かる。(そして名前が爆笑し、喜八郎がいつもと同じ顔で「おやまぁ、」と言うのも)
「あれ、滝ちゃんくすぐり弱かったっけ?」
「この完璧な私にくすぐりが効く訳なんっあぁっ」
今度は膝をそっと触られる。
指が触れるか触れないかの所を動き回って何とも嫌な感じがするのだ。
「っうぁ」
今度は脇腹を口で「こしょこしょこしょ..」とか言いながらくすぐられる。ってお前喜八郎何をするのだ!
「滝ちゃん可愛いねーあややー」
「滝夜叉丸なんかより私のが可愛いよ名前」
「それもそうねー」
2人からされていたくすぐりがようやく無くなったと思えば今度はイチャつき始める始末。
本当にこいつらなんか、
大っ嫌いだ
(「おい、いつもウザい滝夜叉丸がへこんでるぜ?」)(「誰がウザいだと?!この天才平滝夜叉丸を捕まえて誰がウザいか!」)(「わぁきりちゃん声が大きいよ!!」)
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