安室に愛される(裏夢小説)
ちょっとまった
透.ver
ちょっとまった!!!!
コーヒーを飲んでいるところに、とんでも無い一言を言い放った由梨花の口を必死で塞ぐ。
だだだ、誰も聞いてなかっただろうな!?
キョロキョロとあたりを見渡すが、人が少ない上に皆が己の話に夢中なせいか、気づかれていないようだ・・・・
ほっとするのもつかの間、解放してやった口からは、またとんでも無い言葉が紡ぎだされた。
「そう。ね、透知ってるの?教えて、お願い!」
・・・・・・正直、何度と無く肌を重ねていた俺たちだけど。
由梨花に口を使わせた事は、一度だって、無い。
こんな上目遣いで懇願されりゃ-・・・俺だって男だし?正直心がぐらつくけど。
なんつーか・・・嫌、なんだよな。
由梨花がなんか汚れてしまうような気がして。
「・・・そんな事、知らなくていいんだよ。」
それにしてもストレートな言葉に顔が赤くなる俺に、由梨花がむくれる。
・・・なんだってソンナ事したいんだか・・・・
って、いや、どういうことなのかもシラないんだもんなぁ・・・・
本当に、由梨花は純粋だ。
そんな由梨花を・・・俺は、いつも独り占めして、よがらせて・・・・
やべ
昨日あれだけ由梨花の事を離さなかった俺だけど・・・まだ、足りない。
早く2人きりになりたい気が急いて、何を食ったのかも覚えていないほどに、足早にその場を後にした
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