安室に愛される(裏夢小説)
何を悩んでんねん?


男の子達が迎えに来てくれて、みんなで合流して夕飯を食べて

服部君と和葉ちゃんを見送るために、駅までやってきた時

和葉ちゃんが口に手をやって言った

「あ、お土産買うの忘れた!」

青子ちゃんがそれを見て笑う。

「私も買いたいものがあったから・・・一緒に買いにいこうか?」

そして2人して駅の売店にかけていく。

しばらくして、園子と透の携帯が同時に鳴り出した。

透には、先ほどの事件の事で二、三聞きたいことがあると目暮警部から

園子には京極さんから会いたいというお誘い。

さよならを言うのももどかしく飛んで帰っていった園子と、

電波が入りにくいのか片耳を押さえながら静かな場所を探しに少し場所を移動していった透。

結局一気に四人がいなくなってしまって、服部くん、快斗くん、私の三人が取り残される。


「・・・忙しない連中やなぁ・・・・。」

服部君が眉を寄せる。

「・・・それ、平チャンに言われたくないかと・・・。」

快斗君の声に、由梨花もついつい笑ってしまう。

「な、由梨花ちゃん。なにか悩み事?」

「え?」

「いやー・・・由梨花ちゃん青子と似てるからさ。悩んでる時とか、すぐわかっちゃうんだよね。」

「そ・・・・かぁ・・・・。」

「お、なんやなんや!何を悩んでんねん?」

「あ・・・そ、その。」

言いかけて、迷う。

実は園子達とお茶してる時に・・・相談しようかどうしようか、迷っていたんだけど。

女の子にこんな質問をするなんて・・・恥ずかしいし申し訳ないと思って止めたのだった。

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