安室に愛される(裏夢小説)
同時に黙って


時はさかのぼる。


「おー!おかえり透ー!!」

「遅いやないかい!さき始める所やったで??」

「ご・・・ごめんな透君・・・勝手に入り込んでしもて・・・。」

「あ、あれ?由梨花ちゃんは?」


待ち構えていた人物達から

矢継ぎ早に話しかけられて、ちょっと眉を寄せる。

「なんだよ・・・お前ら来るの7時だって言ってなかったか?」


「ごめんなぁ・・・もう平次があんまり急かすもんで・・・。」

「平ちゃん東京に早くつけそうだって言うからさ?俺らもせっかくだからって早く来たんだよ。」

他人の家を訪問する際は、約束の時間より少し回った時間に・・・等という礼儀を期待していたわけではもちろん無いが

図々しくもちゃっかり鍵まで開けてきてしまった怪盗を一睨みしてやる。


「由梨花さ。後輩に捕まっちまって・・・さき始めててくれってさ。」

「えー!由梨花ちゃんにいっぱい話したいことあったのにぃ・・・・」

「ごめんな?由梨花も君らに会うのすごく楽しみにしてたからさ・・・いっぱい話とか、してやって?」

「・・・・・・・。」

今日皆が透の家に遊びに来ると知った時の由梨花の表情を思い浮かべながら、遠山さんと中森さんを見やると

2人とも同時に黙ってしまった。

「・・・・えーなぁ・・・由梨花ちゃん・・・・。」

「本当・・・愛されてるってかんじ・・・・。」

「めっちゃ優しい顔して「由梨花」って言うよね!透君て!!」

「羨ましいよねぇ・・・。」

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