激やば無料官能小説
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「綾香おはよ。」

ドキン。

食事を作っていると背後からの優しい拓哉くんの声に鼓動が高鳴る。

「お…おはよう…」

「昨日さ。折角の休みだったのに悪いな。俺寝てて」

「う…うん…」

あれ?もしかして、覚えてないの…?

「拓哉くん…昨日…私…」

「ん?」

やっぱり覚えてないいんだ…

「ううん!!なんでもない!!」

「変な奴」

「アハハ…」

静かな朝食だった。テレビを付けるわけでもなく、何か話すわけでもなく…そんな沈黙を破ったのは拓哉くんだった。

「綾香」

「なに?」


顔をあげるとなんだか真剣な拓哉くんの顔。

「俺、お前の事ちゃんと好きってか、愛してっから」

「…え?」

私は箸をポロリと落とす。

「だからさ、不安にさせる事とかあるかもしんねーけど、お前が嫌いだとかそんなんじゃねーから安心して」

私が聞きたかった言葉…。

「でも…どうしていきなり…?」

「なんか夢みた。お前が不安だよって言ってる夢…」

「そっか…なんだ…そうだったんだ…ハハハ…」

「なんだよ」

媚薬なんて最初からいらなかったんだよ。私の事ちゃんと求めてくれてたんだ…

でも…あの時の拓哉くん可愛かったなぁ…。もう一回だけ…貰おうかな…

「一人でなにニヤニヤしてんの?」

「フフっ!!なんでもない!!」

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あきゅろす。
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