激やば無料官能小説
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だんだん時間が経つにつれ、拓哉くんが下から突き上げるようになっている。
「っ!!あ…っんぁあ」
拓哉くんが何か言っている。苦しそうに…。でも、もうそんな声私に届いてはいなかった。
「ぁああああっ!!」
拓哉くんにダラリと覆いかぶさるように倒れ込む。繋がったまま…ドクドクと何かが脈打つ。あ…拓哉くんも一緒にイッたんだ…。
「大好きだよ…拓哉くん…」
「綾香…俺も…好きだから…」
望んでいたその言葉を聞けたというのになんだか嬉しくなかった。ごめんね…媚薬なんて飲ませちゃって…。
苦しそうにしている拓哉くんを少し眺めてから私は片づけをした。あの小瓶も捨てた。いつの間にか拓哉くんは眠ってしまっていた。
好きって言ってくれた。だけどあれは媚薬の力。本当の気持ちなんて全然わからないよ。
朝、なんだかやるせない気持ちで目覚めた。拓哉くんはまだ眠っていた。
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