銀魂裏恋(裏夢小説)
土方:切→甘。5
ピチャッ…ピチャッ……
「………?」
前方から、足音が聞こえた。
ピチャッ……
足音は、あたしの前で止まった。
ぼやけたままの視界に、人影。
口許に、オレンジ色のちいさな光が灯っていた。
そして……雨の匂いに混じって微かに煙草の香り。
目を、擦って視界を晴らすと。
そこには、傘をもった十四郎がいた。
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