銀魂裏恋(裏夢小説)
土方:激裏注意。4
キスのあまりの激しさに、あたしは耐えきれなくなってむせた。
名残惜しそうに、土方さんの唇は銀糸をひきながらはなれていった。
「…ゲホッ………土方さん……どうして……?」
土方さんが、耳元に顔を近付けた。
「……美穂のこと、愛してるからに決まってんだろ?」
………え?
………愛、して、る…?
「……お前が、他の男にとられるなんて堪えきれねぇんだよ………だから、ここに閉じ込めて、俺だけのものにしてやる……って、昨日決めたんだよ」
…………
…………………え?
あまりにも、非現実的な発言……
愛してるから、閉じ込める……?
横目で、土方さんの顔を見ると………
浮かんでいる表情は、
ぞっとするくらい妖艶で、危険な香りのする笑みだった。
「……あぁ、美穂、お前ここがどこか知りたいんだったなぁ……教えてやるよ…
…ここはなぁ、屯所のなかの『詰問部屋』だぜ……『拷問部屋』っていうやつのほうが多いけどな…」
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