銀魂裏恋(裏夢小説)
3z沖田:裏夢。2
勉強を始めて、二時間が立っている。
あたしは苦手な数学と格闘中。
全然、わからなくて。
さっきからシャーペンが止まっちゃってる。
「…はー…」
あたしは時々肩を叩きながら問題とにらめっこした。
一方、総悟は…
集中力が切れちゃったみたいで
英語のノートに目をやりながら、つまらなそうにシャーペンを回している。
「……アネゴ!お菓子なくなったアル」
「……あら、もう?
じゃあ、そろそろ帰りましょうか」
カタン…
お妙たちが、席を立った。
「じゃあね、美穂ちゃん」
「あ…うん!!お妙ちゃん、神楽ちゃんバイバーイ!」
「また明日、アルよー!!」
もう暗いから、あまり無理すんじゃないわよ、と言い残して。
バタン……
お妙と、神楽ちゃんは帰っていった。
これで残っているのは
あたしと総悟だけ……
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