銀魂裏恋(裏夢小説)
退:裏。12


翌日。





「………痛たたた…」
昨日、頑張りすぎたせいで腰がいまだに痛い……
どうしよう。
学校…さぼろうかな……

なんて、思いながら俺はいつも通りに学校に登校した。

教室に向かう途中、銀八がやって来るのが見えた。





「あ……おはようございます」
「おう」






普通に、横を通りすぎようとしたとき。







「…いくら人がいないからってさ…学校でヤるもんじゃないよ?」







すれちがいざまに、素早く、小さな声で告げられた。




「…え゙!?」



驚いた俺が、固まっていると。



「…昨日俺が見回りでよかったな」
と、肩に手をおかれた。



銀八の顔にはいやらしいにやけ顔がはりついていた。



……………これからは、絶っっ対に学校でヤらないことにしよう。
背中を冷たい汗が流れ落ちるのを感じながら俺は心のなかでそう誓った。

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