銀魂裏恋(裏夢小説)
3z土方:変態、甘裏。3
「……不思議なモンだな」
「…ん?」
「…声。」
口寂しくなった俺は学生服の胸ポケットから、煙草を取り出して火を着けないままにくわえた。
「喋る時のと歌ってる時のは違ェから…」
「ああ、まぁね……歌は息の使い方とかいろいろ違うからさ」
「……へェ」
「まぁ、説明聞いても退屈だろーから今はしないけど…
……あ、そーだ」
悪戯っぽい表情を、美穂が浮かべた。
「あン?」
「……土方くんはどっちのが、好き?」
「……どっち、って?」
「…あたしの地声と歌の声、に決まってるでしょ?……どっちが、好き?」
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